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会社員のための雑学ハック

Web・末端会社員としての働き方・経済・文化等、「半径3m以内の事」を考えるブログです。ー雑学:多方面にわたるまとまりのない知識や学問。また、学問とは関係のない雑多な知識。

ダイエットピルとは?「特徴と副作用と注意点」

医療を分かりやすく

ダイエットピルとは

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ダイエットピルとは、標準体重を大きく上回る方に対しての薬物療法で用いられる飲み薬(経口薬以外のものも)である。通称:痩せ薬とも言われる。

もちろん、ダイエットに関しては運動・食事が一番大事ではあるが、ダイエットピルという選択肢もある。このダイエットピルという言葉は有名であるが、どのようなものか、気をつけなくては行けない点、また安全性はどうなっているのかは、あまり知られていない。

肥満病とも呼ばれ国民病ともされる肥満は、近年メタボ検診等でより注目が集まっている。レコーディングダイエットの岡田斗司夫も旬だし。

そこで、ダイエットピルの有効性と安全性、注意すべき点を入手しうる情報でまとめてみた。

医療業界の末端社員として出来るだけ分かりやすく解説をしてみたい。一般的にこれを読んだら種類・どのような特徴をもつか・安全性(副作用)について分かるような記事にしたい。

なお、ダイエットピルを勧める(宣伝目的)記事では無く、客観的にみた解説を行う。有効性については、それぞれの人によるものが大きく、またネットの口コミはまったく当てにならない(サイトに載ってる口コミの信頼度とか0でしょ)ので記載は出来ないが、どのような機序でダイエット効果があるのかを記載したい。

 

 

ダイエットピルはどこで手に入るのか?入手時に注意すべき点

ダイエットピルの入手方法は2通りある。

  1. 医師からの処方
  2. 個人輸入での入手

2の海外からの個人輸入の方法もあるが、私は絶対に勧めない。大きく問題は2点ある。まず第一に正規品で無い可能性が高い。ED治療薬のデータではあるが、2009年に日本イーライリリーからリリースされた記事では


プレスリリース | 日本イーライリリー株式会社

 

インターネット経由で入手したED治療薬の約6割が偽物であるとの調査が出たとの報告もある。同様にインターネットでのダイエットピルの入手は偽物である可能性がある。

 

2点目に副作用の発現時に放置してしまう事が多いことが挙げられる。医師からの処方での副作用であれば再受診を行い、相談・対処は出来るが、個人輸入の場合では重篤な副作用が出てしまっても相談すべき相手がいない(どこに言えばいいのか分からない)点がある。近隣のクリニックで相談してもダイエットピルを扱っていないクリニック・病院であった場合は詳しい事情が分からずに、他院を勧められるなど副作用に即時に対処出来ないこともある。

また、2011年には海外から輸入した「MDクリニカルダイエット」「ホスピタルダイエット」と称されるダイエットピルで死亡例が出た事など、安全性についても疑問が残る。


「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製の向精神薬等を含有する無承認無許可医薬品による健康被害事例について|厚生労働省

 

このことから医師からの処方で入手出来るダイエットピルが王道かつ、間違いない使用方法である。あと、ネットで適当な情報を載せて売ってる業者が儲けてるの腹立つし。

 

 

どのような種類があるのかーサノレックス・ゼニカル・フルファスト

クリニックでよく処方されるダイエットピル(肥満症への薬)を3つ挙げる。

サノレックス・ゼニカル・フルファストのそれぞれの特徴についてまとめてみる。

 

1.サノレックスーマジンドールとは

サノレックスとは神経に作用し食欲を抑える。食欲抑制剤とも呼ばれる。

食欲を抑えることで、食事量を減らしダイエット効果を得ることが出来ることが期待できる。

特徴としては、副作用の点では依存性がある為、長期での服用は基本的に出来ない点が挙げられ、注意が散漫になるなどの使用上の注意がある。口の乾き、便秘、吐き気、嘔吐、不眠が主な副作用である。また「うつ」の副作用もあり服用の際には医師との相談が必須である。

また、BMI35以上であれば保険適応の可能性がある製剤である(ダイエットピルの中ではサノレックスが唯一の保険適応を持つ。オブリーン・・・

サノレックスの特徴まとめ

・食欲抑制剤(食欲を抑え、過食を防ぐ)

・3ヶ月以上の長期使用は出来ない

・精神的な副作用がある

・保険適応を持ち、薬剤費が抑えられる可能性がある

 

 

2.ゼニカル・アライ(アリー・アリ)ーオルリスタット

ゼニカルとは、脂肪の吸収を抑える薬である。食物の約30%の脂肪を便から排出する。

食欲抑制剤では無いため通常の食事でもゼニカルを服用するとで体重低下が期待出来る。

特徴としては、便の排出時の副作用がある。油がそのまま排出されてしまう為に、下着が汚れてしまったり(便を漏らしてしまう)、排便時の違和感・便器に油が浮くなどの副作用がある。また脂肪に溶けているビタミン(A/D/Eなど)も吸収されない為、これらのビタミン不足が挙げられている。特徴的な使い方としては脂っこい食事時のみに服用するなど頓用での使用もされるケースが多い。保険的適応外の為、薬剤費は医師からの処方で高くなるケースもあり、ネットでの販売が非常に活発な製品である。偽物が多いとの話しもあるので絶対に医師からの処方をお勧めする(理由は上記)

ゼニカルの特徴まとめ

・脂肪の吸収を抑える(30%を便から排出)

・頓用での使用のケースも

・便が漏れる・下着が汚れるケースも

・脂溶性ビタミン不足の恐れ

・保険的適応外

 

 

3.フルファスト(スリーエフ)スプレー/ガム

 

スプレーの形状で、舌にスプレーをすることで食欲を抑える。またはガムがある。

フルファストとはサノレックス同様に食欲抑制剤である。

セロトニンの生成を促し、空腹感を抑制する。

特徴としては、食欲抑制剤でありながら依存性が無い。また臨床試験(実際に患者を対象にした試験)での副作用報告はないとのこと。(しかしn数の情報が入手出来ない為、判断しかねる)服用数分で満腹感が持続し、数時間にわたっての効果が期待出来る。発売・臨床試験(2009年)から数年しか経っていないため、副作用については判断しかねる。効果についても情報が少なく不明な点も多い。信頼性の高い情報が見つからなかったので、もし知っている方がいれば教えていただきたい。

フルファストの特徴まとめ

・スプレー式・ガム式がある

・食欲抑制剤である

・臨床試験では副作用は無いとの記載(本当か?)

・効果については不明な点も多い 

 

 

ダイエットピルをこれから使用する人へ

以上が現在、市場が大きいダイエットピルをまとめた記事である。

基本は運動・食事になることはダイエットにおいて間違いないが、これらでの効果が期待出来ない場合はダイエットピルも選択肢に入るであろう。その時にこの記事が少しでも役に立てば幸いである。

何度も言うがネットでの購入は勧めない。別に医者に金儲けさせろと言っている訳ではないが、もしネットでの購入をする際は、正規品であることが確認でき、詳しい専門者(医師・薬剤師等)が近くにいる場合に限ると思う。また、調べてみてネットのダイエットピル販売業者の情報は間違った・偏った情報も多く、注意が必要であることも明記しておきたい。

 

また、ダイエットピルを処方するクリニックについては、ダイエットピル+住んでいる都道府県+クリニックで検索すると近くのクリニックを調べることが出来る。少しでもこの記事が健康に役立てば幸いである。

 

この記事の誤り・ミス・新しい情報等あれば教えてただければ幸いです。

<ダイエット関連ブログ内記事>

 

zatsuhack.hateblo.jp

 

 

<追記>

以後、医療ニュースに関してはサブブログを開設致しましたのでそちらで更新致します。最新の医療ニュースについては、下ブログをよろしくお願い致します。